カタンの開拓者たち攻略 初期位置の選び方
こんばんは、たけのこです。
今日は名作ボードゲーム「カタンの開拓者たち」の初期位置の選び方のコツをご紹介します。
初期位置の選び方だけを紹介する記事です。笑
かなりマニアックなテーマですが、いくつかテクニックや気をつける点を紹介するので、中級者を目指したい人はぜひ参考にしてください。
- 2つの開拓地のうち1つは街道を海側に伸ばす
- 他のプレイヤーの開拓地を予想する
- タイルの枚数は資源によって違う
- 貴重な資源の土地タイルを獲得すると交渉が有利
- 同じ数字の土地に2つの開拓地を配置する
- 1ターン目にから確実に街道を建設
- まとめ
2つの開拓地のうち1つは街道を海側に伸ばす
カタンではゲームを始める前に開拓地を2つ配置します。そのうち、基本的に1つは海側に街道を伸ばしましょう。
中央はプレーが進むにつれて、密集する可能性が高く、どこにも道が伸ばせなくなることがあります。
また、自分の後に他のプレーヤーが初期配置を行う場合、自分が伸ばした道の先に開拓地を置かれ、ゲーム開始前から道を塞がれる可能性もあります。
海側の土地は比較的、初期位置に選ばれることは少ないので、安全と言えます。
また、港を獲得できるとゲームを有利に進められるので、海沿いの土地を狙ってみましょう。
他のプレイヤーの開拓地を予想する
各プレーヤーが開拓地を1つ置いた段階で、2つ目の開拓地をどこに置きたがっているかがなんとなく予想出来ます。
例えば、あるプレーヤーが1つ目の開拓地で、木材・レンガ・小麦の土地を確保していた場合、次は羊毛・鉱石がゲットできる土地に開拓地を置きたいと思うでしょう。
また、ある資源が潤沢に取れる土地を確保したなら、次はその資源の専門港の近くの土地を確保したいと思うでしょう。
このようにある程度相手の行動を予想しておくと対策が取れます。
相手が狙っている戦略が効果的であれば、邪魔する必要がありますし、
邪魔する必要まではない場合、相手がのちに開拓地を置いてきそうな方向を避けて街道を伸ばす。
といったことを考えましょう。
タイルの枚数は資源によって違う
意外に見落としやすいのですが、タイルの枚数は資源によって違います。
カタン島は18枚の土地で構成されていますが、内訳は以下の通りです。
木材、小麦、羊毛 4枚
レンガ、鉱石 3枚
砂漠 1枚
こうして見ると、どの資源がより貴重かは一目瞭然ですね!
木材とレンガは使う機会が同じにも関わらず、レンガの方が地形タイルの数が1枚少なくなっています。
また、鉱石は都市を作るのに3枚必要になるにも関わらず、他の資源と比べると土地タイルが1枚少なくなっています。
なんとなくのイメージですが、資源の貴重度を表すと
レンガ、鉱石 > 木材、小麦 > 羊毛
の様なイメージです。
人によって戦略の好みもありますし、そのゲーム時の土地タイルの数字によっても変わるので、あくまで目安ですが‥
この優先順位を意識していると、初期配置で優位に立てるでしょう。
貴重な資源の土地タイルを獲得すると交渉が有利
ゲームによっては特定の資源が極端に出にくくなることがあります。
特に、3枚しかないレンガや鉱石の土地タイルの数字が、あまり確率がよくない数字の場合は注目です。
例えば、レンガの3枚の土地タイルの数字が、それぞれ2、8、11だとします。
8は出やすい数字ですが、2、11はぞれぞれ1/36、2/36の確率でしか出ません。
この場合に8の目を押さえてしまえば、かなり有利にゲームを進められるでしょう。
レンガは街道、開拓地の建設に必要なため、他のプレーヤーは多少不利なレートであってもレンガを求めて交渉に応じてくれるはずです。
都市の建設に必要な鉱石の場合でも同様です。
ただし、相手が港を確保すると貴重な資源の交渉力は落ちてしまうので注意です。
同じ数字の土地に2つの開拓地を配置する
カタンでは2と12、7以外の数字の土地は2つずつ存在します。
当たり前ですが、同じ数字の土地タイルに2つの開拓地を配置すると、その数字の目が出た場合は2倍の資源を獲得できます。
一方で、その数字がたまたま出ないようなことが続くと、リスクが2倍になります。
つまり、ハイリスクハイリターンとなります。
メリットにもデメリットにもなりうるため、一概にこの戦略がダメというわけではありません。
ただ、理解したうえで同じ数字の土地タイルに配置しましょう。
同じ数字の土地に木材とレンガがあるような場合は、その数字が出るたびに街道が建設できるため、この戦略は効果的かもしれません。
1ターン目にから確実に街道を建設
初期配置の時、2つ目の開拓地の周りに木材とレンガがあれば、1ターン目から街道を建設できます。
この作戦は、特に写真のような場合に威力を発揮します。
青のプレーヤーはすでに2つ目の開拓地を以下のように置いている状況です。
自分(赤のプレイヤー)が写真の位置に開拓地を置くことで、木材とレンガと小麦を獲得できます。
さらに街道をあえて青のプレーヤーと同じ方向に伸ばします。
自分の方が開拓地を後に置いたということは、ゲーム開始後は自分の方が先に手番がやってきます。
しかも、すでに街道を建設できる資源を持った状態で。
つまり1ターン目でいきなり街道を建設し、青の進路を防ぐことができます。
ただし自分の手番が来る前に、他のプレーヤーが7を出した場合は真っ先に狙われることになるので注意しましょう。
自分の手番が1番はじめであれば、その心配もありませんが……
この作戦はあくまで1本目の街道を相手より先に建設できるだけなので、たまたま条件に合った土地があれば狙う程度にしましょう。
数字の悪い土地をわざわざ選んでまで狙う作戦ではありません。
まとめ
・どちらかの開拓地は街道を海側に伸ばす
・他のプレイヤーが開拓地をどこに置くか予想する
・タイルの枚数が資源によって違う
・貴重な資源を狙え
・同じ数字に開拓地を配置するとハイリスクハイリターン
・1ターン目から確実に街道を建設
今回紹介したのは、ややマニアックではありますが、僕が実際にプレーするときに気を付けている点です。
すべてを一度に考えるのは難しいと思いますが、これらの作戦を頭の片隅に置いておくだけでも、有利な初期配置ができると思います。
カタンをプレーするときはぜひ試してみてください!