たけのこブログ

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ボードゲームを中心とした雑記ブログ

カタンの戦略、小技集 ~初心者編~

こんにちは、たけのこです!

 

前回紹介したカタンの開拓者たち」について、初心者にぜひ知っておいてほしいことをまとめてみました。

 

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カタンってそもそも何?って人はこちら

takenokoblog07.hatenablog.com

 

 

知っていればもっとカタンを楽しめる

知っていれば少し有利に立てるかも…

 

そんな戦略、小技集です。

 

何回もプレイしたことのある人にとっては当たり前かもしれませんが、よかったら参考にしてください!

 

 

数字の目は7に近いほど出る確率が高い

 

カタンでは2~12までの数字チップが土地の上に置かれています。

(盗賊イベントが発生する7は除く)

 

しかし、これらの目が出る確率は同じではありません。7が出る確率が一番高く、7に近いほど確率が高くなります。

 

 

確率は表のとおり

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初期配置を決める際には資源をバランスよく取れるだけでなく、確率にも注目して選びましょう。

 

ちなみに僕が持っている株式会社ジーピー版のカタンでは6と8が赤字で、確率が高い数字ほど大きな文字で書かれています。

 

 

序盤と終盤で資源カードの価値が変わる

 

カタンではゲームの序盤にはまず街道を建設し、開拓地を作ることが目標となります。

 

そのため、これらに必要な資源の価値が高くなります。特に、街道と開拓地の両方に必要な木材とレンガの獲得が重要になってきます。

 

後半になると、今度は都市の建設を目指すプレーヤーが多くなるため、小麦と鉱石の価値が高くなります。

 

このように資源の価値は絶えず変わっていきます。木材とレンガが潤沢な人は、これらを序盤に交換要員として使ったり、後半に向けては小麦と鉱石の土地に街道をのばしていくなどの戦略が必要になります。

 

発展カードの引きすぎに注意

 

発展カードは小麦、羊毛、鉱石がそれぞれ1枚ずつあれば引くことができます。

 

前半に貴重な木材もレンガも必要ないため、比較的カードを引ける場面が回ってきます。

 

また、何が出るか分からないというギャンブル要素もあるため、場面が硬直すると何かとカードを引きたくなってしまうものです。

 

しかし、序盤でカードを引くのはおすすめできません。

 

序盤ではそもそも資源のとれる量が少なく、開拓地建設に必要な資源を消費してしまうのはもったいないです。

 

カードを引きすぎて開拓地の建設ができない、というのは初心者が陥りがちな過ちです。

 

手札が8枚以上になっていて、よっぽど資源が余っているなどの事情がなければ、開拓地を2つくらい作るまではカードを引くのは我慢した方がいいと思います。

 

 

街道は分断できることがある

 

街道を最初に5本以上つなげたプレーヤーは、最長交易路を獲得できますが、実はあとから他のプレーヤーが作った街道を分断できることがあります。

 

例えば写真のような状況の場合、

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青のプレーヤーは街道をつなげていますが、赤のプレーヤーは街道をもう一本伸ばせば、マークの位置に開拓地を建設することができます。

 

すでに開拓地がある交差点の隣には、開拓地を建設することはできません。しかし、写真のように、すでに街道が伸びていても、となりの交差点に開拓地がなければ、新たな開拓地を建設できます。

 

こうすることで青のプレーヤーの街道は分断されたことになり、最長交易路ボーナスを失います。さらに分断された先端の街道に開拓地を作ることもできなくなります。

 

意外と見落とされがちなので、油断しているプレーヤーがいれば狙ってみるのも面白いかもしれません。

 

まとめ

 

今日はカタン初心者のためにちょっとした戦略、小技を4つ紹介しました。

 

POINT

・数字の目は7に近いほど出る確率が高い

・序盤と終盤で資源カードの価値が変わる

・発展カードの引きすぎに注意

・街道は分断できることがある

 

カタンを始めたばかりの人は友達と勝負する際に、ぜひ意識してみてください。

 

より高度な中級者向けの戦略もまた今度公開していきたいと思いますのでお楽しみに!